主要データ

  • TOP10人口合計:19,499,782人
  • TOP50人口合計:44,207,176人 (全国自治体人口の約35.0%)
  • 人口100万人以上の自治体:11
  • 最大人口:3,777,491人
  • 1位と2位の人口差:1,025,079人

人口TOP10

1. 神奈川県 横浜市
3,777,491人
2. 大阪府 大阪市
2,752,412人
3. 愛知県 名古屋市
2,332,176人
4. 北海道 札幌市
1,973,395人
5. 福岡県 福岡市
1,612,392人
6. 神奈川県 川崎市
1,538,262人
7. 兵庫県 神戸市
1,525,152人
8. 京都府 京都市
1,463,723人
9. 埼玉県 さいたま市
1,324,025人
10. 広島県 広島市
1,200,754人

分析ポイント

TOP50自治体の人口は44,207,176人で、全国人口(126,146,099人)の約35.0%を占めています。 一方でTOP50自治体数は、全1,740自治体の約2.9%に過ぎません。自治体数では2%に満たない グループに、人口の3割近くが集中している ことになります。

1位の神奈川県 横浜市(3,777,491人)は、 2位の大阪府 大阪市(2,752,412人)と 比べて人口が1,025,079人多く、 TOP50の中でも単独で突出した規模です。上位10自治体は いずれも政令指定都市または東京都特別区であり、 三大都市圏(首都圏・中京圏・関西圏)と、各地方の 広域中心都市(札幌市・福岡市・仙台市・広島市)に 集中しています。

人口100万人を超える自治体は全国で11にとどまります。全国の政令指定都市は20市ある 一方、実際に人口100万人を超えているのは11市のみで、半数以上は100万人に 届いていません。「政令指定都市だから人口が 多い」とは必ずしも言えず、同じ政令指定都市でも 最大の神奈川県 横浜市と最小規模の指定都市との 間には数倍の人口差があります。

TOP50に入る自治体の顔ぶれ

TOP50をよく見ると、単純な「都会・田舎」という 分類には収まらない多様さがあります。上位10位までは 横浜市・大阪市・名古屋市・札幌市・福岡市・川崎市・ 神戸市・京都市・さいたま市・広島市といった、 いずれも都道府県の主要都市や政令指定都市が並びます。 一方、11位以降になると、東京都世田谷区のような 特別区や、千葉市・北九州市・堺市など、規模はやや 小さくなりつつも、それぞれの都市圏で中核を担う 自治体が続きます。

TOP50の中には県庁所在地ではない自治体も含まれて います。神奈川県の川崎市(県庁所在地は横浜市)が その代表例です。人口の多さは必ずしも 「都道府県庁の所在地であること」とイコールでは なく、産業立地や交通インフラといった経済的な 要因が大きく影響しています。

TOP50平均人口は884,144人で、 全国の中央値である秋田県 にかほ市(23,435人)の 約38倍に あたります。TOP50に入る自治体と、それ以外 約1,690自治体との間には、これだけの人口規模の差が あります。

人口規模と行政サービスの関係

人口規模が大きい自治体ほど、税収の絶対額が 大きくなり、公共施設やインフラへの投資余力も 高まる傾向があります。一方で、人口が多いほど 行政需要(道路や上下水道の維持、教育・福祉サービスの 提供など)も比例して増えるため、人口規模がそのまま 「財政的な余裕」を意味するわけではありません。 財政力指数(自治体がどの程度自前の税収だけで 行政サービスをまかなえるかを示す指標)で見ると、 必ずしも人口上位の自治体が最上位に来るとは限らず、 工業・商業が盛んな中規模都市が高い指数を示すことも あります。

人口ランキングは自治体の「規模」を示す指標で あり、財政力指数や人口密度、高齢化率といった 指標とは異なる側面を表しています。本サイトの 各ランキングページでは、これらの指標を個別に 確認できます。

順位の変動をどう捉えるか

人口ランキングの順位は、大規模な宅地開発や 工場誘致、近隣自治体との合併の有無によって、 数年単位で変動することがあります。特にTOP10から TOP20あたりの自治体で入れ替わりが起きやすい 傾向があります。本サイトはe-Statの公開データを 定期的に取得し直しているため、ページ上部の 「データ更新日」を確認いただくことで、 いつ時点の順位かを把握できます。

人口は多いのに、中身は全然違う

人口TOP50は一見「都会的で豊かな都市」の集まりに 見えますが、中身を見ると意外な多様性があります。 人口密度が最も低いのは愛知県 豊田市(人口422,330人、人口密度460人/km²)で、これは平成の大合併で広大な山間部を 市域に取り込んだことが主な要因です。人口規模と 「都会らしさ」は、必ずしも一致しません。

1. 愛知県 豊田市
460人/km²
2. 静岡県 静岡市
491人/km²
3. 静岡県 浜松市
507人/km²
4. 広島県 福山市
890人/km²
5. 岡山県 岡山市
917人/km²

高齢化率で見ても意外な結果が出ます。人口TOP50の 中で高齢化率が最も高いのは福岡県 北九州市(高齢化率30.5%) で、これは地方の過疎地域とほぼ同水準です。かつて 炭鉱・製鉄などの重工業で急速に人口が増えた都市 ほど、当時流入した世代がそのまま高齢化し、 高齢化率を押し上げる傾向があります。「人口が 多い都市は若い」という直感は、必ずしも正しく ありません。

1. 福岡県 北九州市
30.5%
2. 静岡県 静岡市
30.2%
3. 新潟県 新潟市
29.3%
4. 広島県 福山市
28.7%
5. 大阪府 堺市
28.2%

Q&A:人口ランキングTOP50についてよくある質問

Q. 人口TOP50の自治体だけで、全国人口の何%を占めていますか?
A. 約35.0%です。全国1,740自治体のうち、わずか2.9%にあたる50自治体に、これだけの人口が集中しています。

Q. 人口が多いのに人口密度が低い自治体はありますか?
A. あります。人口TOP50の中で最も人口密度が低いのは愛知県 豊田市(人口422,330人、人口密度460人/km²)です。合併によって広大な面積を持つに至った政令指定都市に、この傾向が見られます。

Q. 人口が多いのに高齢化率が高い自治体はありますか?
A. あります。人口TOP50の中で高齢化率が最も高いのは福岡県 北九州市(人口939,029人、高齢化率30.5%)です。かつて工業都市として栄えた大都市ほど、この傾向が強く出ています。

TOP50以外の自治体にも目を向ける

本記事ではTOP50に注目しましたが、全国1,740自治体のうち97.1%はこのランキングには登場しません。人口規模では 目立たなくても、出生率や人口密度、財政力指数と いった別の指標で見れば上位に来る自治体は数多く あります。本サイトでは人口以外のランキングも 掲載していますので、あわせてご確認ください。

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