人口100万人以上の都市は12市|全国一覧とランキング
全国で人口100万人を超える都市は12市。政令指定都市20市のうち、実際に100万人を超えているのは半数程度にとどまります。東京都特別区部から仙台市まで、人口順に一覧で紹介します。
公開日:2026年2月13日
データ更新日:2026年7月15日(e-Stat 公開データに基づき自動更新)
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人口100万人超自治体一覧
基本データ
- 該当自治体数:11(全国政令指定都市20市中)
- 合計人口:20,596,486人
- 最大:神奈川県 横浜市(3,777,491人)
- 最小(100万人ライン付近):宮城県 仙台市(1,096,704人)
特徴と分析
人口100万人超の自治体は、日本の人口が集中する 大都市の代表格です。今回のデータでは11の自治体が該当し、これは全国1,741自治体のうち わずか0.1〜0.2%程度にすぎません。一方でこの11自治体だけで合計20,596,486人、全国人口(約1億2,615万人)のおよそ16%を占めており、極めて少数の自治体に人口が 集中している実態が分かります。
注目したいのは、全国に20ある政令指定都市のうち、 実際に人口100万人を超えているのは11市にとどまる点です。政令指定都市の 指定要件は法律上「人口50万人以上」とされており、 実際には人口70万人台〜90万人台で指定されている 都市も少なくありません。つまり「政令指定都市」という 肩書きと「人口100万人超」は必ずしもイコールではなく、 都市の規模を見る際にはこの違いに注意が必要です。
地域別に見ると、上位に入る自治体は首都圏(横浜市・川崎市・ さいたま市)、関西圏(大阪市・神戸市・京都市)、 中京圏(名古屋市)、そして各地方の広域中心都市(札幌市・ 福岡市・仙台市・広島市)に大別されます。 このうち首都圏だけで3市がランクインしており、 一つの都市圏からこれだけ多くの100万人都市を 輩出しているのは首都圏のみです。関西圏も大阪市・ 神戸市・京都市の3市がランクインしており、 首都圏に次ぐ集積度を持っています。
三大都市圏 vs それ以外:内訳データ
| 都市圏 | 該当市数 | 合計人口 | 該当都市 |
|---|---|---|---|
| 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉) | 3市 | 6,639,778人 | 神奈川県 横浜市・神奈川県 川崎市・埼玉県 さいたま市 |
| 近畿圏(大阪・京都・兵庫・奈良) | 3市 | 5,741,287人 | 大阪府 大阪市・兵庫県 神戸市・京都府 京都市 |
| 中京圏(愛知・岐阜・三重) | 1市 | 2,332,176人 | 愛知県 名古屋市 |
| その他の地方中心都市 | 4市 | 5,883,245人 | 北海道 札幌市・福岡県 福岡市・広島県 広島市・宮城県 仙台市 |
三大都市圏(首都圏・近畿圏・中京圏)だけで7市、全11市中の64%を占めています。 残る4市は、いずれも各地方ブロックで唯一の100万人都市です。
100万人都市になれなかった大都市
政令指定都市20市のうち、人口100万人に届いていない 都市も少なくありません。相模原市・岡山市・熊本市・ 静岡市・新潟市・浜松市・堺市(僅差で100万人を割る 年もあります)などがこれにあたり、いずれも 人口70万人〜80万人台で推移しています。これらの 都市は政令指定都市としての行政権限(都道府県並みの 事務を担う権限)を持ちながら、人口規模では 100万人都市に一歩及ばないという、やや特殊な 立ち位置にあります。
また、人口100万人に迫りながらも政令指定都市では ない自治体として、東京都世田谷区(人口約94万人)が 挙げられます。世田谷区は特別区であるため政令指定都市の 制度対象ではありませんが、人口規模だけで見れば 多くの政令指定都市を上回っており、単純な制度上の 区分と実際の人口規模が必ずしも一致しない好例です。
このように「政令指定都市」「人口100万人」 「県庁所在地」という3つの指標は、重なり合う部分も 多い一方で、それぞれ独立した基準です。自治体の 規模や重要性を判断する際には、どの指標を見ているのか を意識することが、データを正しく読み解く上で 重要になります。
もう少しで100万人に届かなかった都市
「80万人都市」「90万人都市」と呼べる規模の都市も 全国に複数あります。千葉市は100万人まであと約2万5千人 まで迫っており、政令指定都市の中でも人口増加が続けば 将来的に100万人都市入りする可能性がある都市の 筆頭です。北九州市・堺市・浜松市・新潟市・熊本市・ 相模原市はいずれも政令指定都市でありながら、100万人 には届いていません。
Q&A:100万人都市についてよくある質問
Q. 政令指定都市は人口100万人以上ですか?
A. いいえ、政令指定都市の指定要件は法律上「人口50万人以上」です。100万人という数字は目安として語られることが多いものの、実際には堺市・浜松市・熊本市など、人口100万人未満の政令指定都市も多数存在します。
Q. 日本に人口100万人以上の都市はいくつありますか?
A. 11市です(東京都特別区部を1つの都市として数えた場合)。特別区部を除いた「市」だけで数えると10市になります。
Q. 人口100万人以上の都市の一覧を教えてください
A. 神奈川県 横浜市、大阪府 大阪市、愛知県 名古屋市、北海道 札幌市、福岡県 福岡市、神奈川県 川崎市、兵庫県 神戸市、京都府 京都市、埼玉県 さいたま市、広島県 広島市、宮城県 仙台市の11自治体です。この記事の冒頭にある一覧・ランキング表でも、人口が多い順に確認できます。
Q. 「百万都市」「100万都市」とはどういう意味ですか?
A. 「百万都市」「100万都市」は、人口100万人を超える都市を指す通称で、法律上の正式な区分ではありません。日本ではこの記事で紹介している12自治体が該当し、いずれも政令指定都市または東京都特別区部です。
Q. 100万人都市は今後増えますか?
A. 日本全体の人口が減少局面にあるため、新たに100万人都市が誕生する可能性は低いと考えられます。むしろ、現在100万人をわずかに超えている仙台市やさいたま市が、将来的に100万人を下回る可能性も否定できません。
今後、100万人都市は増えるのか
日本全体の人口が減少局面にある中、新たに 人口100万人を突破する自治体が今後現れる 可能性は低いと考えられます。むしろ、現在 100万人をわずかに超えている自治体(仙台市・ 千葉市など)が、今後の人口減少によって 100万人を割り込む可能性の方が高いとみられています。 実際、堺市はすでに100万人を割り込んでおり、 統計の取り方や年によって100万人前後を 行き来している自治体もあります。
一方で、人口が減少する中でも、周辺自治体からの 転入によって人口を維持・微増させている都市も あります。こうした都市に共通するのは、 鉄道網の充実や再開発による都心回帰(郊外から 都心部への人口移動)、そして子育て世代を 意識した住宅・保育施設の整備です。人口 100万人という大台を維持できるかどうかは、 今後の各都市の政策や産業構造の変化によって 左右される、注目すべきテーマの一つです。
海外の大都市との比較で見えること
人口100万人という基準は、世界的に見ても 「大都市」の一つの目安とされています。 国連の統計などでは、人口100万人以上の 都市圏は「メガシティ」に準じる規模として 扱われることが多く、世界には人口1,000万人を 超える都市圏も数多く存在します。それと比べると、 日本最大の横浜市(約378万人)でも世界的には 中堅規模にとどまり、東京都区部を含めた 首都圏全体(約3,691万人)で見て初めて、 世界有数のメガシティ規模に達します。 単独の自治体としての人口ランキングと、 都市圏・経済圏としての規模は分けて 考える必要がある点も、押さえておきたい ポイントです。
まとめ
人口100万人超の自治体は、日本の経済・行政・ 文化の中心的な役割を担う、限られた大都市です。 その顔ぶれは首都圏・関西圏・中京圏、そして 各地方の広域中心都市に集約されており、 人口ランキング全体の縮図とも言えます。 一方で、政令指定都市であっても100万人に 届かない都市があるなど、制度上の区分と 実際の人口規模には差があることも分かりました。 ランキングページでは最新の順位を確認できますので、 あわせてご覧ください。
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