「図書館が充実している街は、子育て世帯にも選ばれやすいのでは」 という仮説を検証します。本サイトの図書館数ランキングで使って いる「図書館1館あたりの人口(数字が小さいほどアクセスが良い)」 と、15歳未満人口の割合を、人口10万人以上の283都市で 突き合わせました。
図書館アクセスTOP15
1位は東京都 青梅市で、図書館1館あたりの人口は約13,354人。 上位には人口10万〜15万人規模の中核市クラスが多く並び、 必ずしも大都市ほど図書館アクセスが良いわけではありません。
相関係数0.06 ── ほぼ無関係
図書館アクセスの良さと子供の割合の相関係数は0.06でした。これは統計的にはほぼ無相関と 言ってよい水準です。図書館は子育て世帯にとって嬉しい施設では あるものの、「図書館が多いから子育て世帯が集まる」というほど 単純な関係は、データ上は確認できませんでした。人口10万人以上 の都市全体の子供の割合平均は12.0%でした。
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データを読むときの注意点
図書館数は市区町村合併の経緯や、分館・移動図書館の扱いに よってカウント方法が自治体ごとに異なる場合があります。また、 今回は人口10万人未満の自治体を対象外としているため、小規模な 町村における図書館と子育て環境の関係については、別途検証が 必要です。
Q&A:図書館の充実度と子供の割合についてよくある質問
Q. 図書館が充実している都市ほど子供の割合は高いですか?
A. 人口10万人以上の283都市で相関係数を計算したところ0.06となり、ほぼ無関係という結果でした。図書館の充実度だけで子育て世帯の多さを説明することはできません。
Q. 図書館アクセスが全国で一番良い都市はどこですか?
A. 東京都 青梅市で、図書館1館あたりの人口は約13,354人です。
Q. 図書館アクセスと子供の割合が両方とも良い都市はありますか?
A. 千葉県 印西市が代表例です。図書館1館あたり人口は約17,102人と上位30%に入りながら、15歳未満人口の割合も16.4%と平均(12.0%)を上回っています。
まとめ
図書館の充実度と子供の割合には、統計的に意味のある関係は 見られませんでした。ただし千葉県 印西市のように、図書館アクセスと子育て環境の両方が優れた自治体も 実在します。図書館の充実度は、子育てのしやすさを測る一つの 参考情報として見るのが適切です。
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出典:本サイト集計(市区町村別図書館数・年齢別人口データ)。対象は 人口10万人以上の283都市。